めっとらいふぽてと

覚書で雑記でアフィブログ。

生存報告 20181124~分離派の話/宇多田ヒカルの話/慢性鼻炎さんの話~

最近なにもない虚ろな日々を送っているなぁと思って昨日ああいった文章を投稿してみたが、いざこういう報告をただ日時に載せて書くということをしてみると意外と書くことがあった。自分の感情をしっかりと握っていきたい。

 

 

・分離派の話

最近、小袋成彬さんの「分離派の夏」を聞いてそのクオリティに打ち震えた。

最高です。ストリーミングで簡単に聞けるので聞いてほしい。

 アルバムはまずモノローグから始まる。そのモノローグの詩的な要素に関する解説等は専門家の方に任せるとして、その裏で流れているギターの心地よさ、そしてあまりに詩としての形を保つがゆえに現実のものとしてのリアリティを崩壊させるようなことのない、語りの絶妙さに「あ、いいな」とちょっと思ってしまった。宇多田ヒカルにヨイショされてるだけのシンガーだと思ってすみませんでした。

おすすめの曲は「Summer Reminds me」「門出」の二曲。もちろん「Lonely One Feat.宇多田ヒカル」も良いけどどうせ皆さん聞いてるでしょ?(20ちょっとで大御所とコラボしちゃうの、ちょっとずるいと思っている)

リズムのとり方が心地よいし、基本として簡素なリズムで勧めているのでしっかりと体に馴染む。夜に見る写真のように鮮明で詩的で美しく響いてくれる。ふさぎ込みそうになったら「門出」を聞いて数年後の今の環境を巣立つ自分のことを考えようと思う。

 

その関連で分離派の○(任意の季節名)というApple Musicプレイリストが出されていて、それをよく聞くようになった。全体的に闇が立ち込めていると言うか、まるで夜のようなおおらかさと静けさを持ったような曲が多くて気に入っている。

その中で特に気に入っているのがこのアルバム。(twitterでは何度も紹介してます)

Kami Sama

Kami Sama

  • Ninjoi.
  • ジャズ
  • ¥1500

そもそも曲の長さ自体が短く、どれも激しい転調等がなくて落ち着いて聞いてられる。そして刺すような音が一切含まれていないやわらかいピアノの音も良い。ちょっとCDを買おうか迷っているレベルでヘビロテしている。皆様も眠れない夜にどうぞ。インストなので歌詞も入ってこなくて楽かもしれない。 

 

宇多田ヒカルの話

僕が生まれるくらいにデビューした人がまだステージで歌っている。この事実だけでもかなりありえない確率だと思うが、その公演を見れて本当に良かった、生きててよかった。

恐らくセットリストは変えない人だろうというのは何となくわかっていたので、(僕が知る限りCDに特典をつけるようなことをしていなかったし不平等が嫌いな人だというイメージが有る、実際セットリストは全日同じらしい)福岡公演の二日目だけ見に行った。

公演中に突発的に涙が出ることは最近多くなっていたが、本当に小学生の頃から曲を聞いていた身としては目の前で本人が歌を歌っているという事実を受け止めきれず、ずっと浮遊感のある夢を見てるような気分だった。

その歌の良さに気づいたのは高校生になってからだったけど、父母の影響でずっと聴いていた彼女の歌は人生においてかなり大きなものになっていたのも確かで、はっきりとその瞬間を刻みつけるように、自分の歌や音楽に対する喜びや希望を噛みしめるように彼女の歌を聞いた。

音楽的な話をすると、実は彼女の歌声はCDで聞くよりもそこそこ音域が低くなっていて、恐らく高域を得意として戦う女性シンガーとしては歌声の劣化を伴う(個人の想像です、正しいかどうかは専門家に聞いて)状況だったのだと思うけど、アルバムFantomeから一気に訪れた音作りの変化・曲の変化等を見ても前よりもずっと人間らしく歌を歌っている気がして、その力強さに呆然と震えていた。

誰かに歌っていたり誰かの気持ちを歌ってはいた気がするけども、自分の歌はあまり歌っていない印象を受けていたから尚更である。"道"という歌は宇多田ヒカルさんの歌だと思ってずっと聞いてる。僕は彼女の歩む道から希望をもらっている。

道

  • provided courtesy of iTunes

 

全体的に最新アルバムとFantomeの死と隣り合わせの少しネガティブな世界観が好きなので、活動再開直後のツアーといったヒットソング盛り合わせのライブも良かったがそちらも聞きたい。また聞けると良いな。

(ちなみに顔認証とデジタルチケットでの入場は極めてスムーズでした)

 ・慢性鼻炎さんの話

最近、芳しいついーとをする方々(蔑む意味で使っているわけではないです)をよくチェックするようにしている。ひとえに言ってみれば昔の歌集とかを見ていた平安時代の貴族さんもこんな気分だったのだろうと思いながら。

その中でも凄く甘酸っぱい気分にさせられる人として慢性鼻炎 (@hell2danawnaw)さんがいる。まずはこのモーメントをば。

愛を見た。えげつない力だ。力強すぎてちんちんに脳みそが生えたような僕は土下座をしてひれ伏すしかない。なんてこった負けました。

ここまで純然に人を愛せたことがあろうか......と自分の中で記憶を逡巡させながら絶望していた。灯台下暗しというけど自分の感情が信頼できない。何が好きでその好きは正しいのか。最近そういうことばかり考えている。俺は何処まで行けるのだろう。

慢性鼻炎さんは今の所まだこのモーメントにかかれている方とお付き合いしているらしく、楽しそうな写真が(匿名性を崩壊させない程度の)たまにUPされてくる。こういった自分のエゴを人に押し付けることなく、巧いように処理していっている生き方を見ると非常に妬ましくなる。僕はエゴを100出すか0にするかといった不器用なコミュニケーションのとり方しか知らない分、人との距離感といったものに苦手意識を激しく感じているし、そういった意味でこういう付き合い方ができればもっと気楽に生きていけるのだろうなあという羨ましさを感じる。

大人になるって何なのだろう。年令を重ねるごとに欲がなくなるとかいうことはないのだし、年を重ねるごとに色々なものを得ていきたい。

 

 

 

 

 

もっと鬱蒼なメンタル分析をしようと思っていたが、音楽の話をしたらすっかり話が長くなってそんな話をする気も失せてしまった。これでいいか。

生存報告 20181123~メンタルログ~

はい、生きています(twitterを見られている方々が殆どだと思うのでご存知でしょうが)

最近の生活として、家に帰った瞬間なんだかすべてを放棄して何もできなくなるというのが殆どで参っています。かといってそんなに家を出ている訳でもないですが。

そんな感じの中、うちの遠いのか近いのかわからない縁のヲタクの先輩が自分のメンタルをつらつらと書いているブログを見かけたので自分の書いてみようと思います。

この前行った公演の話とかサッパリ書いてないな........

 

3:31書き始め

 

今は大したことはないのですが、ただ一人で部屋にいるとなんだか自分の感情が信じられなくなって恐ろしくなるような経験が最近なんだか増えている。どんどん自分の中にある欲望が大きくなって、破裂するような感覚。

 

居酒屋でバイトするようになって、色々常連さんとコミュニケーションを取るようになってきて、そこからどんどん自分のコミュニケーションの欠点が浮き彫りになってくるようになってきた。

人の目を見て話せない。"無"から会話を生み出せない。

"好きなものを媒介してやっと会話ができる人"がオタクなのであれば僕はオタクなんだろうと思うけど、それでいいのか?

新しいものが好きな性分で、ずっと新しい人を見つけて新しいことをして新しいものをみてやっていきたいと思ってるけど、それが具体的に何につながるかというビジョンが大学3年の時点で全く見えていない。

社会に出てうまくやっていけるのか?というただ漠然とした不安が残る。

自分の持っている思いや願いがずっと続くかも理解できない。どこも保証できない。かと言って今何かがあるかと言われるとなにもない。

 

あと、最近別離の話をよく考える。今知りあっている人たちは比較的僕の理解者で、その優しさに使っているうちは心地よいし楽しいけどそれが果たして良いことなのか?ということについて。自分がどうありたいのか、どうあるべきなのか。新しいものを見るためにはきっとこのコミュニティからも離れないといけない。必要な別離。脱皮。

 

思えば高校のころからそうやって生きてきた気がする。大学を受験する際、殆ど今までのコミュニティから離れて(数人執着してしまった人たちがいたが。申し訳ない。)新しい友人を作っていた。そうやって自分からすっと離れていって新しい居場所を作って生きていくのは良いことなんだろうか。なんだか非常に薄情で自分の目的のために安易に人間関係を切り捨てる残酷な判断ではないか?

 

最近、自分の生活の破綻を目の前にして、過去の思い出から自分の歪みが根本的であることをつくづく感じさせられる。

某症状に関してもそうだったが、そう感じさせられると自分のこの歪みが一生治らないものである絶望的なものであるように感じさせられる。

このまま生きていけるのか?とりあえず息をするのが楽になるまで落ち着くのが最優先だと言い聞かせ、毎晩眠りにつく。

 

書き終わり 4:38

インターンにいった備忘録

 

なにかしないといけない、とりあえず就労チャレンジじゃ!(ついでに関東に行ってオタクに会いに行こう!)

ということで9月あたりに1週間インターンに行ってました。

何やってるかわからないぼんやりとした会社のサイトの割には中身のインフラとか仕事のこなし方とかしっかりしていて、なるほどな〜〜と思いながら1週間もてなされました。(ありがとうございました)

 

 

インターンやってて退屈はしなかったし変に気持ちがしんどくなることはなかったです。やっぱり新しいことを知るのは楽しいことだと思います。朝8時起きの夜19時退勤はきつい気がするけど。

日本人って働きすぎだよなぁ、とよく思います。関東であの時間拘束されて僕より遥かに密度の濃い仕事をやっても手元に残るのそんなにないよな......と経済状況を考えてちょっと嫌な気分になった。

でも、御社してきた後に現状を良くするために気合でやるんじゃなくてシステムでやろうとしてるな〜〜というところがめっちゃ見えたので良かったです。やっぱり、「なんで頑張らなあかんのん?」って場所で努力をするのはきついですね。

 

P.S.カウボーイビバップ劇場版の極音上映に行ってきました。

立川シネマシティ、本当に音が素晴らしいです。リズと青い鳥のも行きたかった.........是非どうぞ。

どれだけ音が良いかと言うと「菅野よう子のコンサートを聞いている気分になるくらい」に良いです。

是非にどうぞ。

 

いいねで○○な曲答えます

上のやつ流行ってるわよね。


これね。これみて思ったんですよ。

ブログで書けばええやん!!!!

 

というわけで書くわよ〜〜〜〜!!!

Apple Music収録曲はプレイリストにまとめておきました

 

診断結果

めっとの〇〇な曲をいいねで答えます!
1元気になる曲
2イライラした時聴きたい曲
3夏に聴きたい曲
4最近はまってる曲
5泣きたくなる曲
6朝に聴きたい曲
7好きな曲
8カラオケで高得点出る曲
9踊りたくなる曲
10一人で聴きたい曲

#いいねで好きな曲とか答えます
https://shindanmaker.com/810298

 

 

元気になる曲

Too Many Girls feat.KREVA/tofubeats

「Too Maby Girls〜Too Maby Girls〜Too Maby Girls〜上には〜上がいるいくらでも〜しょうがない」

って感じの最高のサビの歌詞、元気が出ますね。

なんだかウェイの夏!って感じの歌詞なんですけど前向きでいい。皆ポジティブに浮かれていこう。あとKREVAは声が良い。

 

イライラした時に聞く曲

予襲復襲/マキシマムザホルモン

名曲。マキシマムザホルモン、サウンドだけが話に挙げられがちですが曲の中に横たわる精神もサイコーです。簡単に要約しまくると「どんなに笑われても指さされても俺は俺らしく行きてやるぜベイベー」って調子の格好良い曲です。 

普通というクソみたいな決めつけに近い概念に負けねぇぜ!!!!自分が自分であるんだ!!!みたいなスタンスが非常にカッコいいです。あとチンパンジーみたいな曲もあってストレス解消に良いです。マキシマムザホルモン、すこれ!!!!

 

 

夏に聞きたい曲

ELECTLIC SUMMER/Base Ball Bear

夏は熱くないといけない。正直野外フェスなんて暑くて行く連中正気か?なんていつも思ってますが、これを野外の暑い会場で聞いてはしゃいで暴れまわりたいなとは思います。4つ打ちの夏。暴れまわりてぇ。



 

最近はまってる曲

五月雨/崎山蒼志

バナナマン日村の番組でバズったやつ。アコギで弾き語ってるんですがとにかく退屈しない曲の作りをしてる。てくにかる!かっくいー!!!

あと、歌詞も良いです!"あるかどうかわからないものを追い求めている"という点で青春感が疾走っている。良いぞ。崎山くんの曲もっとサブスクに入れ。

 



泣きたくなる曲

Re:birth day/Roselia

隙あらばオタク曲を入れるオタクですどうも。5月の遠藤ゆりかさんの引退するRoseliaのライブに行ったんですが、ヤバかったです。あんなにパワーあふれる音楽を聞いたのは久々でした。

セトリ的に軌跡→Re:Birth day って順だったんですがマジで良かった。エモいロックにありがちな「絶叫しながら合唱してるのに号泣するやつ」マジでやってしまった。

というわけで思い出補正込みの泣き曲。俺の中であの思い出は"永遠"です。



朝に聴きたい曲

読書 feat.星野源/宮内優里

林檎音楽でググってたら見つけた。大昔の星野源が歌ってますん。

めっちゃ爽やか!聞いて!!!!!!!!

 

好きな曲

アイコトバ/Ci+LUS

オタクソング多いなテメェと思ったあなた!そのとおりです。

ナナシスめっちゃ聞いてるオタクじゃないけどこの曲めっちゃいい。王道ラブソング。かわいい。ポップ。ピュア。美メロ。美歌詞。美ヴォーカル。

聞きましょう。僕は武道館メモリアルライブに行けなかったことを一生悔やんで生きていこうと思います。ありがとうシトラス



カラオケで高得点出る曲

そんなものはない(画像略)

 

踊りたくなる曲

Summer Time/Shiggy Jr.

音がキュート!ポップ!イントロ好き!

ポップス大好きざむらいなのでこういうのがクラブとかで流れたら最&高になれると思います。



一人で聴きたい曲

バビロン/ハンバートハンバート

人間のえぐいどろどろした部分を描いているのか、純の部分を描いているのか、はたまた表裏一体なのかといった対比が特徴的だと(勝手に思っている)歌詞が好きっす。

ハンバートハンバートも生で聞くと惚れちゃうので是非一目惚れしに言ってください。(とはいっても周年記念ツアーの福岡公演は売り切れましたが)

こういう真意を掴んだような曲は独りで聞きたい。まだ僕は自分の心のコア部分を人と共有できるほど人と付き合えてないのかなってちょっと思った。

いいぞ!!!!ハンバートハンバート!!!!



 

 

というわけで9曲だぜ

いい曲をすこっていこうな

コメントよこしてもらえればオススメ〇〇書くぜ

 

 

 

 

「未来のミライ」試写会に行った。

よっすめっとだよ。

細田守作品の中では時をかける少女が一番好きだよ。

 

未来のミライ、試写会行ってきました。

mirai-no-mirai.jp

細田守監督と上白石萌歌さんの舞台挨拶があるということでやったー!ってなって前三列目取ったんですが、一緒に来る友人が映画館間違えてキレそうになりました。遅刻して後で入ったので舞台挨拶は後ろから眺める形に。

あと、細田守監督が上白石さんのこと「萌歌ちゃん」って言っててすっげぇおっさんくさいなってなりました。(年の差からしてその呼び名は妥当という話ではある)

 

そんなわけで感想をば。

 

 

未来のミライ、番宣のビジュアルみた時点ではミライちゃんとくんちゃんの物語なのかな、と想像させる感じですが、蓋を開けてみるとそこにあるのは家族の物語でした。全体的に、くんちゃんとその家族の成長、がテーマになっていそうです。意外とミライちゃん以外へのフォーカスもちゃんと合わさっていて、家族全体にうまくフォーカスされていると思います。監督が子供を育てた経験をもこの物語の要素になっている、みたいなことをおっしゃられてはいましたが、家族向けとして見られるという意識があったのかもしれませんね。家族で見るにはピッタリだと思います。

で、本編に関してですが、かなり丁寧に進められている印象を感じました。元々小さい子供が主人公なので、できることに限りがあるというのもありますが、かなり小さな世界で物語は進んでいきます。その中でのくんちゃんの成長や、父や母の成長がメインです。その中での空気感や時間の流れ方に、凄く家庭を感じられました。

何故か僕も知人も半分徹夜状態で行ったのですが(試写会を何だと思ってるんだ)全く寝なかったです。90分ちょっとの映画の中でもダレるシーンがほとんどなく、テンポ良く進んでいました。お家芸でもある特殊なカメラワークも健在。序盤のミライちゃんが生まれてすぐの子育ての時のカメラワークとか好きです。PAN芸が進化しています。

ただ、僕としては落とし方が微妙に感じました。細田守監督作品だと、毎回ストーリーが急速に進行するポイントが有るのですが、そこと以前までの流れの雰囲気がちょっと乖離していて、僕みたいに細かいこと考えちゃう人だと興ざめしかねません。

 

だいたいこんな感じです。Twitterにも書いてたんですが、終盤以外はかなり丁寧で好きな流れだったので93点くらいの感触です。これは良い映画。

 

細かい部分話します。こっから詳しい話が入るのでネタバレ避けたい人避けたほうが良いかも。

 

 

 

 

 

序盤映画見ててめっちゃ思ったんですけど、小さい子供の動きってめっちゃ特徴的ですね。なんというか、重心が普通の人より小さいというか.......その動きの特徴が凄い綺麗に作画に反映されていて、アニメを介して幼児の、ここから大人になるなんて信じられないなってくらいの神秘性を感じました。幼児に対する描写が"本物"っぽい。動きが終始良かったです。

 

ミライのミライちゃんめっちゃかわいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!細田作品の女の子、表情も動きも何もかも健康的なカラッと乾いた夏をイメージさせるような清涼感があってマジで好き〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!思ったより出番少なくてストーリー的にはこれが一番なんだってわかるけどもっと見たかった〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

閑話休題

 

はい、でこれは家族の話なんですが、主人公であるくぅちゃんの描写もさることながら、親に対する描写も結構濃いです。というよりくうちゃんくらいの子供は素直で学んだことを結構すぐ聞く気がするので親のほうが描写の方は濃いかもしれない。その中でも星野源が演じる父親は結構好きです。

今作での父親に関しては、僕の親は凄い立派な親だったと思っていますが、親って子供が見ている以上に情けない存在なんだろうなぁ、という部分がかなりうまく表現できていると思います。親として、ではなく等身大の不完全な人間として父親を頑張ろうとする姿は現実に即していて結構好きでした。というより、星野源、仕事はできるけどプライベートダメダメみたいな役が似合いますね。

それと、子供ってすぐ大きくなるんだなぁ、と言ったところや、幼児の持っている神秘的なオーラとかが結構丁寧に書かれてて好きです。あと、これは監督が言われてた話なんですが「命が繋がっていく」感じがあとに残るような、この先も物語は続いていくんだろうなぁという余韻が残るような良さがあります。

 

 

 

ラストの雰囲気別ゲー感はあれだけど、全体的にオススメです!!!!

 

あと冒頭山下達郎とエンディング山下達郎が最高!!!!!

地中海サウンド(音の乾き方がそんな感じなので勝手に呼んでる)聞いて涼しくなろうな!!!!!!

 

ほなまた。

 

追記

非常にゆっくり丁寧な描写の作品、と最初のあたりで述べたのですが、他作品と比べても家族の成長って明らかなる起承転結が少なく、そもそもの脚本自体をゆっくりにせざるを得ない構造になってるからゆっくりなんでしょうね。他の細田作品と比べてもここは構造的に一線を画していると思います。なんというか雰囲気作りのためのエピソードを挟むことが多いのですが、それ自体が物語の主軸に取り込まれてるお陰でそのエピソード自体が重要な、短編集のような構造になっていたような気がします。

 

 

 

 

CHAOS;CHILDをプレイした

こんばんは。緊張のマンツーマン実験を終え実験の山を超えましためっとです。

レポートの山と進級の山を超えていません。

 

さて、僕がなんで最近学校にあまり行ってないかと言うと、一週間くらい前まで科学ADVシリーズでお馴染み「CHAOS;CHILD」をずっとプレイしてたからです。

 

これが結構面白くて良かったので物語の核心に触れない程度に話そうと思います。

(終盤以外の説明はしちゃうので完全なネタバレ防止にはなってないよ。勘弁してね。)

 

CHAOS;CHILD

そもそも何のゲームやねん!って人が多いでしょうし説明から。

Steins;Gateシリーズで偶然の大ヒットを巻き起こしてしまった空想科学ADVシリーズの第4作目の作品です。(正直何であんなにオカリンキッツいのにヒットしたよな。好きだけど。)

ざっくり説明すると、猟奇的な殺人事件が連続して起こる中、半ば野次馬的にそれを調べていた主人公率いる高校の新聞部が巻き込まれて一大事件へと進んでいく......ってな感じです。グロいの駄目な人はあんまりオススメできないかも。

第1作目CHAOS;HEADという同じ"CHAOS"の単語がつくように、このゲームの世界観はCHAOS;HEADから続いているものです。CHAOS;HEADの作中で大きな地震が起こるんですが、その後の物語となってます。あと舞台が同じ渋谷。猟奇的な殺人事件が起こったり、その背後にあるギガロマニアックスって超能力みたいなのも共通概念としてあったりと、共通部分が多いです。僕はPS Storeのセールで3kで買えたCHAOS:CHILDの方を先にプレイしましたし、まぁなんやかんやでプレイできてなくても大丈夫です。

 

あ、エグい部分が若干あるのでCEROから18歳以上のみ販売可のZ評定頂いてます。

よくぞそこまで攻めたあっぱれ。

 

公式サイト貼っときます。AndroidiPhoneでもプレイできるよ。やれ。

chaoschild.jp

 

プレイしてみた感想としては、最初なんやこのテンプレキャラ!!志倉キツイぞ!!と罵りながらプレイしてたはずなのに、トゥルーが終わった後だとキャラクターたちが愛しくてたまらなくなっちゃういいゲームだなぁ......と思いました。

キャッチフレーズの

「そして僕は、このくそったれなゲームをクリアした。」

ってのも分かるんですけど(一周目√はマジでこの通り)、その中でも主人公たちが歩んできた道は、失うものが大きかったけど、得るものもあったな.......という実感がある良いトゥルーだったと感じました。

(ちなみに空想科学ADVシリーズの中ではかなり登場人物の"キツさ"は控えめだと思います。)

 

もうちょっとかきますね。

 

今作では、予め殺人事件の全部の名前が番宣時点で公開されてたり、ディソードを持つヒロインたちの立ち絵が一部パッケージにあったりと、その部分に関してはかなりおおっぴらにされてたんですね。これに関してはインタビューにて(どこだったかな?)"名前に関しては拘っていない"みたいに言われているところがありました。

これに関してはまさにそうで、事件やディソードの存在がわかったとしていても、その事件は誰が起こしたのか、誰が能力者で能力者じゃないのか、などという、わからない部分を疑ってしまうような不気味さがあって、ちょっとホラーに近いサスペンスのようなドキドキ感を感じて楽しむことができました。(夜中にやっていたせいもある)そういうゾクゾク来る感じが好きな方にはオススメです。

そういう"展開の面白さ"もあるんですが、それ以上にこのゲームは心情描写がかなり濃厚で、事件が起こって主人公たちが巻き込まれていく中でのドラマ、そこで初めて明かされる事実......等、キャラクターの掘り下げが素晴らしかったです。全ルート進めるとマジで全員好きになってしまうのズルい。

その反面、ギガロマニアックスを挙げていた点から予想してた妄想で様々なものが塗り替えられてしまう、といったえげつない展開はなく、意外と主人公のアクション自体は地味なのが期待と違っていてちょっと残念だったな、、という気持ちはあります。

あと終盤の追い込みが激しすぎてついていけなくなる人出てきそうですね。元々志倉千代丸がADV作って買うって人はそこらへんがわかっててそれでも面白いと評価できる人たちばかりだと思うので、この作品に関する高評価レビューは結構偏ったものとして取ってもらって間違いないと思います。

 

こんな感じです。

 

ネタバレ無しでも結構話せるな?

とあるEDの入り方はマジで好き。曲めっちゃ良いよ、みんなクリアして聞こうな。

 

ちなみに僕が一番好きなのは有村雛絵ちゃんです。

最初はなんじゃこいつみたいな登場の仕方をするんですが、生い立ちと○○の話を聞くと振る舞い方が好きになりますし、終盤になるにつれてどんどん可愛くなっていきます。マジでめっちゃ優しくていい子。ありえん可愛い。有村√の最後は僕肯定派です。何にせよ有村が可愛かったら世界は全肯定できる。

 

そんな感じで、オタクの方々、オススメです。やりましょう。

 

なんと志倉は懲りないのかこのゲームでもファンディスクのギャルゲを出しています。

金貯まったら買ってやんよこの富豪め。

chaoschild.jp

 

そんな感じで、カオスチャイルド、オススメです。

据え置きやVitaのみならず、Winでも携帯でもプレイできるし

ADVだから操作性あまり気にしなくて良いので買ってくれ。

 

最後にスーパーネタバレソングライター志倉千代丸の主題歌2つのリンク貼ります。

じゃあの!ニーアオートマタ楽しいぜ!!

 

 

 

 

 

20180326-20180331 青春18限界膝栗毛 その1〜新潟編①〜

 

青春18切符や夜行を使ってオタク3人が現実逃避のために新潟に行った話しましたっけ?してないですね。します。

僕の友人がTogetterにまとめたらしいですがクソ長いので見づらいです。

暇だったら見てね。

1.冒険の始まり 

ことの始まりは1月とかだったはず。

新潟に「ぽんしゅ館」たる日本酒のテーマパークがあって、全員成人する3月に遊びに行こうぜって言って現地集合の旅を企画。

集合場所は新潟の奥地、越後湯沢。スキー場とぽんしゅ館しかないマジの田舎。

そちらに新潟駅から電車で三時間揺られ行ってまいりました。

 

ちなみに、

一人のオタクは北陸トライアングルを満喫してから越後湯沢へ行き、

一人のオタクは長野から北上して越後湯沢へ行き、

一人のオタクは大阪から夜行バスで新潟に飛んでから越後湯沢へ行く

という超バラバラな旅でした。(さらに越後湯沢で集合した後帰りもバラバラ)

 

今回は僕の辿った大まかな経路と越後湯沢新潟レビューと洒落込みたいと思います。

 

2.僕の辿った道

僕は18切符と夜行を使ってだいたい一週間旅をしました。

というのも春休みが終わる前に寮の新歓があって帰る日程が決まってたから。

というわけで、主な日程としては

0日目:SideM3rdツアー福岡@北九州(マジで良かった。エウレカダイアリー最高)

1日目:北九州→大阪へ行き観劇@大阪、そのまま夜行バスで新潟へ

2日目:新潟到着。越後湯沢へ。(ここで越後湯沢の民宿で一泊)

3日目:越後湯沢を発ち新潟観光。新潟から夜行バスで大阪へ

4日目:大阪から京都へ。京都観光。

5日目:大阪へカムバック。大阪観光。

6日目:始発の新幹線で帰り寮の新歓へ。

という爆旅です。

各々の日程については後々記事にするとして、新潟の諸々について語りましょう。

新潟は良いぞ。

 

3.ぽんしゅ館とスキーの街「越後湯沢」

 さてさて。越後湯沢の話でもしましょう。

新潟駅からJRで乗り換え含め約3時間程でつくスキー場とぽんしゅ館と温泉宿が沢山ある温泉街です。

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越後湯沢駅

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ホームから撮った風景。

 

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街の風景。

日本アルプスめっちゃでかくない?好き。

3月の下旬に行ったんですが、トンネルを抜けた瞬間に雪景色が広がってて感激物でした。九州雪少ないからもっと積もって欲しい。

 

4.温泉民宿さつき

ちなみに僕が泊まったのが「温泉民宿さつき」ってとこです。

ここの飯がまた最高だった.......

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これは夕飯。これ以外にも厚揚げとか来ました。

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朝食。夕食より軽めですが沢山。

これめちゃめちゃボリュームある上に飯が新潟産の美味い米、新潟特産料理等新潟の飯と酒を食いに来た僕らからしたら最高の食事でした。

朝食夕食付きでだいたい7000円弱。おすすめです。

ちなみに飯をくいながら酒盛りできます。酒じゃ酒じゃ〜〜〜!!!

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新潟のビール、風味爽快ニシテ。風味爽快でうまい。

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こちらは地酒の魚沼。野沢菜とかとめちゃ合いますね。

越後湯沢、新潟駅からありえん遠いところ(3時間かかった)と夜中に開いてる居酒屋がほぼ皆無なとこ以外はマジで良い場所だったのでぜひ皆さん行ってみてください。野沢菜がめちゃめちゃ美味しかったし絶対死ぬまでにまた行くぞ。美味い飯は心の栄養。

 

18切符限界旅、暇があればシリーズとして書いていきます。

皆様お楽しみに。次は日本酒ではしゃぐ回です。

(多分今回の旅行はGR-IIで全部撮影しています。ご参考の程に。)