生存報告 20181125~キズナアイの楽曲の話~
毎日書くつもりで進めていたこの文章もついに三日目である。
三日目を脱し四日目に突入できれば三日坊主卒業。習慣化させていきたい。
・Hello, Morning/キズナアイの話。
VTuberキズナアイが音楽アーティストとしてデビューすることを知っている方はいるだろうか。まぁこのブログを読む人なんて僕の知人が殆どなんだし知っていると思う。
説明は省いて、その一曲目であるHello, morningのRemixが先日公開された。
完全敗北だ。もうVTuberでキズナアイに勝てる音楽を生み出せる人はもう正直いないとさえ思った。
まぁいきなりキズナアイ最高!という旨だけを伝えても合点がいかないと思うので参考記事を張っておく。
この記事を読んでもらえればわかるのだが、キズナアイの楽曲の素晴らしさはNor, yunomi, YUC'e等のトラックメイカーたちによる単純な楽曲の強さだけではなく、彼女自身のストーリーにあると感じた。
VTuber、その定義は多岐にわたると思うが、キズナアイはAIであるという設定でYoutuberをやっており、その活動の延長線上として音楽活動を始めた。
そこに至るまでのストーリー、完璧だと思う。
普通に考えると営利目的のプロジェクトなわけだから、色々な権利や利益の関係でそこに至った過程等が多少あやふやになってもいいところだけど、キズナアイにはあまりそれを感じない。むしろ一個人としての意志を感じる。
無名声優が被害を受けただとか、複数名の同名VTuberを戦わせ一人にするとか、攻めた企画で注目を背負い、ただイラストが動いているだけのタダのなりきりYoutuberが(個人の偏見です)が多い中、このような個人としての掘り下げができているものはそう見られないと思う。
そして、そういったことと同じく負けたなと思った点として、キズナアイのリアルの捉え方がある。彼女は、リアルの人を単純なファンのいる空間として捉えるわけでもなく、ただ自分のいる空間と違う空間として、はっきりと対象視している。
リアルの世界ではどうなっているか、またヴァーチャルの世界からだからこそできるアプローチはないか、キズナアイは確実にそこへトライしようとしているように見える。
そこでHello, morningの歌詞の一節がこれである。
こえ を からして こたえ さがして
ほら まだ みえない わたしが うまれた いみ
ゲーム実況動画は死んでもみらんけど。
眠いのでここらへんで切ります。