めっとらいふぽてと

覚書で雑記でアフィブログ。

2018春 めっちゃ映画見たシーズン

こんにちは。ミリオンの二日目の後空港泊だったのでシンプルに体調が悪かったです。

比較的映画館行ったシーズンだったので書きます。

目次置いときましょう

リズと青い鳥(2回目)

なんで二回目言ってんねん!って言われますが芝居の情報量が多すぎて一回じゃ拾いきれないですアレは。

結末を知った後に序盤のシーンを見ると細々とした動作に各々の心境のメタファーのようなものが織り込まれてて、芸が細かい......人間の掘り下げがヤヴァい......ってなりました。

そして牛尾憲輔の作ったサントラ聞いたんですけど神ですね。みんな聞いて。

doublelead girlsが好き。味ついて美味しいですよ。

 

レディー・プレイヤー1

駄作もたまに生むみたいな扱いをうけている(らしい)(僕は中途半端な「カウボーイ&エイリアン」も好きだぞ!)スピルバーグ監督作品ですが、今回は超大作です。マジですごかった。これ2時間半か?時間短く歪めてるだろってくらいに飽きずに長時間見れた。

レディー・プレイヤー1、ゲームの中の世界と現実世界を行き来してゲームの中に隠された財宝を狙うっていう話なんですけど、ずっとゲームの中にいるわけでもなくかと言って現実世界で中だるみするわけでもなくっていうテンポ感のコントロールが素晴らしかったです。あと色んなオタクへのファンサービスが凄い。ガンダムとかAKIRAとかバンバカ出てくるし脳汁が出まくってる。

90年代あたりのことをよく知ってる人たちにはぶっ刺さる映画だと思います。是非に。

 

君の名前で僕を呼んで(原題:Call me by your name)

ほぼ直訳だけどマジでいいよね、この邦題。

これ友人が絶賛してたから見に行ったんですが凄かったです。

所謂ゲイの2人が一夏を過ごすっていう話なんですけど(はしょりすぎてる節があるので予告編見て欲しい)、何というか、美しい青春映画なんですよね。

彼らは惹かれ合い中を深めていくんですけど、そこらへんのなんとも感情表現が上手くいかない感じが若さ、青春って感じで素晴らしいです。

若干の性描写がリアリティ溢れてて苦手な方は苦手かもしれませんが、見れる方はぜひ見て欲しい一本。フランス映画っぽい(偏見)美しい風景と、主張しすぎないけど地味すぎて埋もれることのない音楽もグーです。サントラも合わせてお楽しみを。

あと、なんといっても青少年の成長が優しい世界の中で描かれるような作品って最近はレアな気がします。悪意を持ったものというのがほぼ存在しない世界での純粋な少年の成長を見てほしいです。宮下奈都さんの小説みたいな清廉さを感じた。

 

ゾンビロイド

クソ映画。見ないで欲しい。

テンポの悪い落とし所の見つからない映画でした。

控えめに言って虚無だった。

 

恋は雨上がりのように

原作漫画を最後まで読んで鳥肌が立ったので見に行きました。

原作漫画の実写化としてはかなり成功で、削る部分は削っていって〜って調整はうまくいってたと思います。あと主題歌好き(前回記事との重複)。

個人的には、インタビューでも言われてたとおり主人公がおっさんとの恋に浮かれているだけじゃあなくて、主人公は主人公の立場と葛藤と、おっさんはおっさんの立場と葛藤と闘っているっていうのが物語の軸になっているんですけども、映画のストーリーを見るとその側面が薄れているようでちょっと残念でした。まあ尺が足りないししゃあないね。

あと大泉洋がちゃんと”大人としての近藤”、”情けないおっさんとしての近藤”、“小説家を夢見ていた近藤”をちゃんと演じていて、水曜どうでしょうのアレとのギャップにちょっと笑った。大泉洋好き。

 

GODZILLA 決戦起動増殖都市

知る人ぞ知る虚淵脚本、ポリゴン・ピクチュアズ制作アニメゴジラ。三部作の中の二部目ですね。

一部は大した虚淵要素(虚淵要素って何だ?)も無く、めちゃくちゃカッコいいアクションシーンの連鎖の映画だった記憶があるのですが、二部目になって普通に凄かったこの映画の凄みが更に増したような感覚があります。

"ゴジラ"という存在が人間の科学技術から生まれた、というのがゴジラシリーズの核となる事実(だと僕は思っている。ゴジラはあまり知らないのです。)だと思うのですが、そこにメカゴジラの技術の話も併せることで、ゴジラと闘うとはどういうことなのか、人間が正しく生きるとはどういうことなのか、というような、"敵と闘うことで己の業を向き合うことになる"という虚淵脚本にありがちなパターンとうまくガッチリハマってかなりの破壊力を持つ映画になっていると思います。

そしてポリゴン・ピクチュアズのアニメーション技術凄い。3Dだからと侮るなかれ。終盤の絵図は妙なリアリティを感じてめちゃくちゃ手に汗握りました。というか震えていた。

ゴジラシリーズにおける問題作と呼ばれているこのシリーズですが、どんな決着の付け方をするのか楽しみです。

 

バーフバリ(絶叫上映)

は〜〜〜最高か?王を讃えよ!!!バーフバリ!!!バーフバリ!!!!

 

閑話休題

 

インド映画です。前編と後編の二部作です。とある王国の王様の映画なんですけど、めちゃめちゃ脳汁でまくる映画です。斬首!無双!逆転!みたいなキッズ大好き要素が盛りだくさん!!そして何故かCGとかが妙にチープでB級映画感出てるのがまた好きだった!!!映画のクオリティとかそういうのじゃないんだよ、コレは祭りだ!!!!という熱気を感じる映画でした。

ストーリーの熱さを負けてなく、王バーフバリの2代に渡る宿命、そしてその血に流れる高潔な精神を見せられる中々濃厚な王道ストーリーでした。初代バーフバリの死ぬシーンは普通に映画のシーンとして美しすぎて泣きかけた。

天神爆音映画祭というので爆音&絶叫上映をしていたのでそれに行きました。

(「絶叫上映」って何すればええのん?って聞いたら友人から「王を讃えよ」の一言だけ帰ってきた)

これほど絶叫上映に向いている映画はない!!!王が活躍するシーンで普通に歓声上げてました!!あとクマラに投げかけられる「頑張れ〜〜!!」という黄色い声!!頑張れオタク好きだぞ!!!!

という大興奮の絶叫上映の後の僕の写真載せときます。ご査収ください。

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これからも映画館行きてぇなぁ〜〜〜行きます。

ではまた。

ガッツリ書いてほしいことあったら言ってね。